コンビニって?① ―深く見るとわかる身近な疑問!!―

今では身近な存在になったコンビニですが、一番有名なのが、セブンイレブンです。セブンイレブンはアメリカにあったものを日本に持ってきたことから始まります。今では、アメリカのセブンイレブンや日本のセブンイレブンの子会社になっています。アメリカよりも日本が成功した例の一つです。

そんなコンビニですが、今では様々なことが騒がれています。この記事ではどのように経営され、どんな問題と課題があるのか、そして解決案はあるのかをしっかり紹介していきます。

コンビニって何社あるの?

出典:ねねNEWS

コンビニとはコンビニエンスストアの略というのは知っていることですね。そして、コンビニは代表的なものというと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3社が一番目立っています。ほかにコンビニは存在します。今回は3社以外に5社を紹介します。

北海道で展開している「セイコーマート」

出典:ニュースクー

北海道ではどのコンビニもかなわないといわれている「セイコーマート」です。セイコーマートは1971年に1号店を出店しています。これは、セブンイレブンの1号店ができるよりも早くからコンビニとして営業していたわけです。

といっても、都心部にはなく、埼玉や千葉にあるくらいで、ほとんどが北海道に存在しています。なぜ、広げないのかというと、あまり広げすぎても競合店に負けてしまう恐れがあるからだというのです。店舗を広げすぎても、管理するのは大変ですね。

また、レッドオーシャンというマーケティング用語があります。レッドオーシャンとは、競合が多い市場のことで、逆にブルーオーシャンとは競合がいない市場のことを言います。企業は、ブルーオーシャンを目指すことがとてもいいことなので、競合を増やしたくないというのがセイコーマートだといえます。

群馬県企業である「セーブオン」

セーブオンは群馬の企業であるベイシアの子会社として運営されており、ベイシアグループに所属しています。このベイシアグループには、ワークマン、カインズホーム、ベイシアマートなどがあります。

先ほどベイシアグループといったのですが、最近になりローソンの傘下に入ってしまったので、そのうちセーブオンという看板がなくなる日も近いです。

そして、地域に密着したコンビニなので、群馬名物の焼きまんじゅうを売っている店舗や豆腐やとのコラボをしたりしている特殊なコンビニの一つです。

ヤマザキが運営している「デイリーヤマザキ」

出典:トラベルロード

ヤマザキといえば、ヤマザキショップと思われていましたが、最近ではデイリーヤマザキが勢力を増しており、ヤマザキショップは昔ながらの商店でないとなくなってきました。

そして、デイリーヤマザキの強みとしてはパンです。親会社であるヤマザキはパンメーカーで有名なため、コンビニでもパンを作りこむことを考えたわけです。

そのため、お店の中にパンを焼くための設備が整っているので、毎日、その店舗で焼いたパンを堪能することができます。その日に焼いているものなので、市販されているものと異なったおいしさがあります。

イオングループの「ミニストップ」

出典:ミニストップホームページ

ミニストップはデザートに特化したコンビニとして有名です。ソフトクリームやパフェは店内で提供をしてくれるので、市販では味わえないものがあります。また、揚げ物も一度温めなおすので、熱々なものが提供されます。ミニストップの強みは店内調理ということになります。

そして、ミニストップはイオンと同じような戦略なのか、あまり集中的に店舗を作ることをせず、1店舗が周りの地域を広く対応させるような戦略をとっています。そのため、少し先に行ったときにセブンみたいな現象がありません。

JR東日本が運営で駅周辺にある「NEWDAYS」

出典:ITmediaビジネス

JRの駅にあるコンビニといえば、NEWDAYSといわれるほど、駅にある印象が強いコンビニです。といっても、主要な駅にしかないので、田舎の駅ではあまり見ないことが多いのではないでしょうか。

そして、NEWDAYSは普通のコンビニのようにモノが売っていますが、駅構内に存在している場合もあります。その場合、売店みたいな普通のコンビニよりも狭い中に売れそうな商品のみが置いてあります。

電車の乗り換え時間に利用してもらいやすいように、ホームや改札内にお店があり、コンビニとして機能を持っています。

コンビニの仕組みってどうなっているの?

コンビニの仕組みはほかの小売店とは異なる点が多いです。特に、フランチャイズ契約というのが特殊であるといえます。では、コンビニってどのような運営方法が行われているのかを詳しく見ていくことにしましょう。

個人事業主

まず初めの基礎知識として個人事業主ってどんなものなのかが気になる点でしょう。様々な場所で聞く言葉でもあるのできちんと押さえておきましょう。

個人事業主とは法人とは異なり、個人的に行っている小さな会社であると言えます。法人となると株式会社として扱われますが、個人事業主は株式会社として設立したのではなく、設立した本人が仕事を行っていく、いわばフリーと似たようなものです。

そして、開業届だけで会社といえるわけです。そして、独立したばかりでそこまで稼ぎがないという場合も個人事業主で申請することで仕事に必要なものを経費として考えられるので、税金対策としても利用されます。ただし、確定申告もしっかり行う必要があります。

フランチャイズ契約(FC)

出典:レッツ起業

今では飲食店でもフランチャイズ契約(FC)をしている加盟店(FC店)が増えてきました。では、どこでも聞くフランチャイズとはどんなことなのでしょうか。

コンビニは基本的に本部というものが存在します。その本部から加盟店はシステム使用権と看板を使用できる権利を得ています。その代わり、本部にロイヤルティという使用権利を支払うことになります。

どういうことかというと、コンビニ各社の名前を自由に使える代わりに、使用料としてロイヤルティを支払わなければならないのです。

たとえば、コンビニ業界トップのセブンイレブンが本部です。そこにセブンイレブンのブランドを使いたいたぬき商店があったとしましょう。たぬき商店は個人事業主というセブンイレブンと別の会社なわけです。

そんな、たぬき商店はブランド使用できる権利を得ました。これがフランチャイズ契約です。別の会社がコンビニブランドを使用することを合意して契約をしました。

これでたぬき商店は自由にセブンイレブンのブランドを使用できるようになりました。だがしかし、たぬき商店は使用料としてロイヤルティを振り込まなければならなくなりました。これがフランチャイズのデメリットでもあります。

使用権利として支払うことなので、本部はドンドン大きくなっていく仕組みでもあります。

ロイヤルティ

フランチャイズ契約の部分ではロイヤルティについて軽く説明しましたが、実際にはどんなことなのでしょうか。weblio辞書ではこのように言われています。

消費者特定の商品ブランド店舗などに対して持つ忠誠心(ロイヤルティ)。ロイヤルティには、好意選好といった心理的側面購買選択のような行動的側面があり、ロイヤルティが高い消費者は、特定の商品選択する確立が高く、ロイヤル・カスタマーともいわれる。→ブランド・ロイヤルティストア・ロイヤルティ

引用先:広告用語辞典weblio辞書より

こんな風に書かれているととても難しいような印象を受けますが、簡単に言うと使用権利料ですね。

会社を運営していくうえでブランドというものが重要になってきます。例えば、マクドナルドやモスバーガー、すき家などの名前はブランドになっています。マクドナルドといえば、ハンバーガーが思い描いたり、ファーストフード店であることはすぐにわかりますよね。

それに知らないところでは買わないのもブランド意識がはたらいています。このブランドなら安心やこのブランドこそが素晴らしいのだと認識するうえで重要になります。

このブランドを築くには1~2年ではなかなか浸透しませんが、何年も経営している場所ではブランドが認知され、ブランドだからという理由で物が売れることがあります。これがマーケティングでいわれるブランド価値というわけです。

だとすると、先ほどのたぬき商店がすぐに利益を出すためにはブランドであるセブンイレブンを使わないと1年では売り上げを出せません。

ただ、その代わりに本部が販売促進などで利益を出したんだから、その一部をもらうよということでロイヤルティをもらうわけですね。これがロイヤルティです。

ドミナント戦略

コンビニは基本的にドミナント戦略を行っている場合が多いです。ドミナント戦略とは、一定のエリアに集中的に出店することを意味します。ドミナントの意味としては「支配的」みたいなことがいえるので、そのエリアをセブンならセブンをたくさん作ることで、利点が生まれます。それは、広告の効率と流通の効率化などが図れます。

なぜ、広告の効率化になるかというと、CMがあると行きたくなることがあるかと思います。その時に近くにコンビニがあったらどうでしょうか。必要以上に買い物をしてしまうことになります。また、キャンペーンがあって、近くにコンビニがあれば近いから来ちゃったということがあり得るわけです。

例えば、セブンが家の近くにあって、何店舗もセブンがある中でファミリーマートがあって、近いのがセブンだからセブンによればいいやという思いになることもありますね。それにセブンの方がCMが流れる量が多いので、行きたくなるだけでなく、地域の関係性も作りやすいからこそ、集中的に作るのです。

また、流通面でいうと同じ地域に何店舗もあれば、すぐに配送できるというわけです。コンビニは1つのお店にはそれほど品物を置くわけではないので、1つの店舗が広い範囲をカバーしていると配送コストも結構かかることになりますが、集中的に店舗が集中していればどうでしょうか。2~5店舗が楽に回れるだけでなく、輸送コストも抑えられます。このような点から地域集中型の戦略をとっているのです。

この記事を書いた人

マサカズ
Information times運営者の一人です。
趣味はアニメ鑑賞・音楽鑑賞・読書です。
経済・ガジェットなど様々な分野に興味を持っているので、様々な視点から発信していきます。

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Posted by マサカズ